24時間換気扇を使った時の電気代【トイレ、キッチン、浴室別】

家電の電気代を安く

キッチンや浴室、トイレなどの水回りに設置されている換気扇。ご家庭によっては、換気が良くない環境で、24時間つけっぱなしということもあるのではないでしょうか。 そんな時、ふと「電気代はいくらかかってるんだろう?」という気になってしまう方も少なくないはず!そこで今回は、キッチン、浴室、トイレ用換気扇それぞれで24時間使用した場合の電気代を調べてみました。

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1. 換気扇の電気代を計算

① キッチン用換気扇

まず。キッチン用の換気扇の電気代を計算してみましょう(対象機種:東芝VFH-20H2、消費電力: 21W)。

0.021kWh × 25.91円 × 24時間 = 391.8円/日

24時間つけっぱなしにした場合、1日あたりで約13.6円、1ヶ月の電気代は約392円です。ただし、キッチン用換気扇は、ホコリや油汚れで、とても汚れやすいので、実際はもう少しかかっているかもしれません。モーターの正常な回転を阻害しないように、清潔を保っておくことで電気代の節約になります。

② 浴室用換気扇

次に、浴室用換気扇を計算してみます(対象機種:東芝VFH-20H2、消費電力: 10.9W)。

0.0109kWh × 25.91円 × 24時間 = 203.3円/日

24時間つけっぱなしにした場合、1日あたり約6.8円、1ヶ月の電気代は約203円です。浴室は、湿気が溜まりやすいので、24時間換気扇をつけっぱなしにしている方も多いかと思います。浴室に窓があるご家庭は、防犯上の問題がない限り、なるべく窓を開けて換気すれば、浴室用換気扇にかかるコストを節約できます。

③ トイレ用換気扇

最後に、トイレ用の換気扇を計算してみます(対象機種:東芝VFP-8GK4、消費電力: 3.1W)。

0.0031kWh × 25.91円 × 24時間 = 57.8円/日

24時間つけっぱなしにした場合、1日あたり約1.9円、1ヶ月の電気代は約58円です。電気代はかなり安いので、安心して点けっぱなしにすることができそうです。

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2. エアコンを使うときの換気扇は要注意!

エアコンをつけたまま、同じ室内で換気扇を使うと、エアコンの電気エネルギーを大きく消費します。換気扇が、室温と大きく異なる温度の外気を流入させることで、エアコンはコンプレッサーを余計に稼働させなければなりません。

特に、キッチン用換気扇は、調理時における蒸気 / 煙などを外部に放出するため、パワーが強いものが多いです。電気代を節約するためには、なるべく、「調理用の換気扇」とエアコンは併用しないほうが望ましいと言えます。

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まとめ

  • 換気扇を24時間使用した場合の電気代は、①キッチン ②浴室 ③トイレの順に高くなる
    • キッチン用換気扇 :1日に約13.6円、月に約392円
    • 浴室用換気扇   :1日に約 6.8円、月に約203円
    • トイレ用換気扇  :1日に約 1.9円、月に約58円
  • 1番汚れやすいキッチン用換気扇は、マメにきれいにすることが大切。消費電力を無駄に使わなくて済む
  • 同じ室内でエアコンと換気扇を、なるべく同時に使わない。24時間換気しなければならない場合は、換気扇は弱運転にするなどの工夫が必要。
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