【徹底比較】オイルヒーターの電気代のまとめ

空気を汚さず、”優しく”部屋を暖めてくれる「オイルヒーター」。空気も乾燥しないので、自然に部屋を暖めることができるという人気のあるヒーターです。一方で、本体価格もさることながら、月々の電気代が高くなることでも知られています。今回は、このオイルヒーターの電気代について調査した結果をまとめてみました。

1. オイルヒーターの月々の電気代【徹底比較】

ツイッター上のオイルヒーターの電気代まとめ

オイルヒーターは1時間あたりの電気代も高いのですが、むしろ「暖まるまでの時間が長いため」月々の電気代が高いことで知られています。ツイッターでオイルヒーターを使用している方を調べてみると、5000円〜15,000円ぐらいは電気代がアップするようです。かなり高いですね。

使い方に合わせたオイルヒーターの電気代！

ご家庭の使い方に合わせて考えるため、もう少し詳細に見ていきましょう！オイルヒーターは、だいたい１時間あたり、弱モードで約15円、強モードで約30円〜40円ぐらいかかります（下記は2019年9月現在で価格.コムの人気5モデルで検証）。

※ 本体価格は2019年9月の記事執筆時点での価格.comでの最安値 ※ [消費電力(kWh)×26.00円×1時間]で計算。26.00円は東京電力「従量電灯B」の第二段階料金

オイルヒーターは「暖まるまでの時間が長い」という性質上、長時間使うことが前提にあります。 例えば、1500ｗモデルのオイルヒーターを基準に、使う時間別に月々の電気代を検証すると、弱モードを駆使した場合でも4時間〜24時間使用すると、3,000円から16,000円以上も電気代がかかることがわかります。ツイッター上の声と同じような電気代ですね。

仮に強モードで使いっぱなしですと、電気代は26,000円を超えます。オイルヒーターを一度使って、そのままお蔵入り、、、、という声が多いのも分かります。オイルヒーターの節約方法は「【決定版】オイルヒーターの電気代と、超お得な節約術5選」も参考にしてください。

<弱モードを上手く使った場合>

※ 長時間の利用では、弱モードと強モードを使い分けると考え、1時間の電気代を22.5円で計算

<強モードで使い続けた場合>

※ 1時間の電気代を35円で計算

2. オイルヒーターの特徴と使い方

オイルヒーターはやはり何よりも「長時間利用になる」のが電気代が高くなる要因です。一方で、空気が乾燥しない、快適に暖めることができる、というのは変えがたいメリットで、オイルヒーターを好きな人が多いのも事実です。

その節約法は、スイッチのON/OFFをこまめに切り替えたり、他の暖房器具と組み合わせて弱モードで利用する、というものが主な節約法になります。詳しくは別の記事でまとめますので、ぜひご覧ください。

3. まとめ

最後に、この記事のまとめになります。なお、他のヒーターとの電気代などの違いが気になる方は、「【完全版】ヒーターの特徴と違いを徹底比較してみた」もご覧ください。

• ツイッターをみると、オイルヒーターの使用で5,000円〜15,000円は月々の電気代がアップする
• 実際に計算してみると、1時間あたりの電気代は弱モードで15円前後、強モードで30円～40円と判明
• 1ヶ月の電気代は、上手く弱モードを使って、約3,000円〜17,000円(1500ｗモデルの場合）
• 強モードで使い続けると、オイルヒーターだけで26,000円も電気代がかかることも