料理をしない人でも、毎日の生活の中で「お湯を沸かす」ことは多いですよね。普通の”やかん”ではなく、電気ケトルを使っている方も多いと思います。では、”やかん”と電気ケトルとどっちが光熱費がお得なのか、ご存知ですか?意外と知らない人が多いのではないでしょうか。
今回は「電気ケトル」と「やかん」でお湯を沸かした場合を比較して、どちらが光熱費がお得か調べてみました。結論が気になる方は、記事末のまとめをご覧ください。
1. 電気ケトルの電気代
今回は電気ケトルの参考値として下記のモデルを使用します。
使用機種:T-fal Tasse Type KO299、消費電力: 1250W
実際に検証してみると、1リットルのお湯を沸かすのにかかった時間は「約5分」でした。これを電気代にすると、1ℓあたり約2.7円の費用かかった計算になります。
1.25kWh×25.91円×(5/60)時間=約2.7円
仮に毎日1回お湯を沸かしたとして、1ヵ月でかかる電気代は約81円になります。消費電力は高いですが、時間が短いので、大した金額にはなりません。
ちなみに、電気ケトルで500mlのお湯を沸かすのにかかった時間は「約2分」でした。1リットルだと5分でしたので、水量を増やすと電気代もどんどん大きくなるようです。
2. やかんのガス代
次にやかんを使い、1ℓのお湯を沸かした場合のガス代ですが、だいたい次の金額がかかると言われています。
- 都市ガスなら約1.97円
- プロパンガスなら約3.36円
都市ガスとプロパンガスのどちらを使っているか、はガス請求書を調べると書いてありますので、ご自宅への請求書をご確認してみてください。
3. 電気ケトルと”やかん”の光熱費のまとめ
中途半端な結論になりますが、都市ガスとプロパンガスのどちらを使っているかによって、状況が変わりそう。契約が都市ガスなら「やかん」、プロパンガスなら「電気ケトル」の方が光熱費がお得なようです。
- 電気ケトル(水1ℓ)の電気代は、1回あたり約2.70円
- やかん(水1ℓ)のガス代は、都市ガスで約1.97円、プロパンガスで約3.36円