電気代がかかってしまう家電の代表格といえば、「エアコン」ですよね。だいたい、一般家庭で1年間で8,854円かかると言われています。もちろん「エアコンを使わない」のが一番の節約ですが、そうは言っても我慢できないよという方のために、エアコンの電気代を安くするポイントをご紹介します。難しい内容は省略して、すぐに出来そうな3つのポイントに絞りましたので、ぜひ今日から実践してみてください。
- ポイント1:エアコンの設定を変える!
- ポイント2:扇風機を併用する!
- ポイント3:室外機の周辺を整理する!
1. エアコンの設定を変える!
これはやっている方も多い気がしますが、夏場なら「ドライ」「自動運転」、冬場なら「暖房」「自動運転」を選択してください。
まず、夏場でも冬場でも「自動運転」モードするだけで電気代を節約できます。「自動運転」モードを設定することで、室温が設定温度に近づくと自動的にエアコンが微風モードになってくれます。
また、特に日本のジメジメした夏場は「ドライ」モードにするのも節約に効果的です。通常の「冷房モード」よりも消費電力も抑えられ、かつ体感温度も下がるので、どうしても我慢できなくなるまでは「ドライモード」で試してみるのはオススメです。
2. 扇風機を併用する!
「えっ!扇風機使ったら、扇風機分の電気代が高くなっちゃうじゃない?」と思いますよね。実は、扇風機を使用すると、冷たい空気や温かい空気が部屋全体に効率良く行き渡ることで、逆に電気代が下がります。
これは東京電力でも検証されており、あくまで参考値ですが、扇風機を併用しながら、設定温度を1℃変えると9%、2℃変えると22%も電気代の節約効果があるとされています(出典:東京電力の調査結果)。
ただし、室温がエアコン設定温度になっていると逆効果です。もう十分に空気が行き渡っている状態になっているので、今度は、扇風機の電気代がプラスでかかってしまいます。室温がある程度望ましい値になったら、扇風機のスイッチを止めた方が良いようです。
3. 室外機の周りを整理する
エアコンは室温を調整した結果、ベランダなどにある室外機から空気を排出します。そのため、室外機の周辺に物が多いと、エアコンが上手く空気を調整できなくなり、電気代が多くかかってしまいます。
これも東京電力の検証によると、状況によっては25.3%も電気代の削減効果があるようです(出典:東京電力の調査結果)。エアコンの使用が多い夏場や、真冬などは一度室外機の周辺を整理して、電気代を節約しましょう。室外機の仕組みを詳しく知りたい方はダイキン工業のこちらのページがわかり易いので参考にしてみてください。
まとめ
エアコンの電気代を安くする方法については、その他にもフィルターを掃除するなど、いろいろと方法あるのですが、効果が大きそうで、すぐにできる3つのポイントに絞って、ご紹介しました。ぜひ今日から実践してみてください。
- ポイント1:エアコンの設定を最適化する!
- ポイント2:扇風機を併用する!
- ポイント3:室外機の周辺を整理する!