自然な暖かさを実現できることから人気の高いデロンギのオイルヒーター。一方で、「電気代が高い!」というのが、よく言われることで、一度使ってからそっと納屋にしまった、というような噂が絶えないことでも有名です。そこで、今回は、「本当にオイルヒーターが高いのか」「実際にどの程度高いのか」を検証してみました!
結論:デロンギのオイルヒーターで、電気代が5000円〜15000円上がる!
いきなり結論ですが、ツイッターでオイルヒーターを導入した人の声を調べてみると、月々の電気代が5000円〜15000円アップした人が多いようです(オイルヒーターの人気モデルはほとんどデロンギですので、今回オイルヒーターもデロンギと同様として扱いました)。一方で、電気代が変わらなかった、下がったという声はほとんど皆無でした。
デロンギのオイルヒーターは他の暖房器具と比べて高いの?
さて、もう少し詳しく他の暖房器具とも比較してみましょう。他の暖房器具との比較結果を下の表にまとめてみました。
暖房器具 | 暖める 範囲 | 暖める パワー | 電気代 |
オイルヒーター | 中 | 弱 | 強:30円〜40円 弱:15円 |
遠赤外線ヒーター | 小 | 強 | 強:30円 弱:5円 |
ファンヒーター | 中 | 中 | 強:30円 弱:16円 |
エアコン | 大 | 強 | 平均12.1円 |
まず、他のヒーターと比較すると、1時間あたりの電気代の差というのも多少ありますが、やはり使用時間が長くなってしまうのが電気代が高くなってしまう要因でしょう。オイルヒーターは「部屋を暖めるパワーが弱い」ので、ついずっと強モードで点け続けてしまいます。これが電気代が高くなってしまう要因です。
エアコンと比較すると、エアコンも長時間使用しますが「部屋を暖めるパワーが強い」ため、比較的すぐに消費電力の低い省エネモードに以降しやすいのが特徴です。そのため、実は起動時の電気代はオイルヒーターとほぼ変わらないのですが、エアコンの平均的な電気代は12.1円とかなり安くなっています。一方でオイルヒーターは、部屋がなかなか暖まらないため、強モードでの使用時間が長いので、電気代が高くなりがちです。
最後に
他の暖房器具と比較した結果でいうと、「1時間あたりもさることながら、強モードでの使用時間が長い」ことが、デロンギを始めとするオイルヒーターの電気代が高くなってしまう原因のようです。
なお、オイルヒーターの電気代の節約術を「オイルヒーターの節約術5選」の記事まとめていますので、ぜひご覧になってください。
まとめ
- デロンギを始めとするオイルヒーターは月々の電気代が5000円〜15000円上がるという声が多い
- 他の暖房器具と比べて、「1時間あたりもさることながら、強モードでの使用時間が長い」ことが電気代が高くなる要因