遠赤外線ヒーターの中でも「最も暖かい」として人気のある「シーズヒーター」。各メーカーによって、セラムヒートやコアヒートなど様々な呼ばれ方をしていることでも知られています。今回はこのシーズヒーターの電気代について調べてみました。
なお、他のヒーターとの電気代などの違いが気になる方は、「【完全版】ヒーターの特徴と違いを徹底比較してみた」もご覧ください。
シーズヒーターの電気代[セラムヒート/コアヒート]
様々な呼ばれ方のあるシーズヒーターですが、ダイキン社のセラムヒートとコロナ社のコアヒートが特に人気が高いようです。それぞれの電気代を調べてみましょう。
a. セラムヒートの電気代
ダイキン社のセラムヒートの1時間あたりの電気代は、最小モードは6.5円、最大モードで28.6円です。同じメーカーですので、機種によってほとんど差はありませんね。
製品名 | 本体価格 ※ | 消費電力 ※ | 電気代 (1時間)※ |
セラムヒート CER11VS | 24,299円 | 強:1100W 弱:250W | 強:28.6円 弱:6.5円 |
セラムヒート ERFT11VS-H | 29,007円 | 強:1100W 弱:250W | 強:28.6円 弱:6.5円 |
セラムヒート ERFT11WS-H | 39,647円 | 強:1100W 弱:250W | 強:28.6円 弱:6.5円 |
※ 本体価格は2019年9月の記事執筆時点での価格.comでの最安値
※ [消費電力(kWh)×26.00円×1時間]で計算。26.00円は東京電力「従量電灯B」の第二段階料金
b. コアヒートの電気代
コロナ社のコアヒートの1時間あたりの電気代は、最小モードは8円〜9円、最大モードで23円〜30円です。スリムタイプが少し消費電力も低いようです。
製品名 | 本体価格 ※ | 消費電力 ※ | 電気代 (1時間)※ |
コアヒート CH-128R | 16,956円 | 強:1150W 弱:330W | 強:29.9円 弱:8.6円 |
コアヒートスリム DH-918R | 14,600円 | 強:900W 弱:340W | 強:23.4円 弱:8.8円 |
コアヒート DH-1218R | 21,200円 | 強:1150W 弱:330W | 強:29.9円 弱:8.6円 |
※ 本体価格は2019年9月の記事執筆時点での価格.comでの最安値
※ 消費電力は、各製品とも「通常モード」を使用
※ [消費電力(kWh)×26.00円×1時間]で計算。26.00円は東京電力「従量電灯B」の第二段階料金
c. シーズヒーターの電気代まとめ
他のシーズヒーターも確認しましたが、大きくは電気代が変わらないようです。結論として、シーズヒーターの1時間あたりの電気代は最小モードで8円程度、最大モードで30円程度を見ておけば良いと言えそうです。
シーズヒーターは、長時間使うというよりは、帰宅直後や真夜中など、寒さがひどい時にポイントポイントで利用するものだと思いますので、1日平均でも0.5時間から2時間程度の利用になるのではないでしょうか。最小モードで1日30分程度の利用であれば月額でも120円。使いすぎなければ、大きな金額にはなりにくいようです。
まとめ
最後に、この記事のまとめになります。
- シーズヒーターの電気代は「最小モードで8円、最大モードで30円」程度。
- 最小モードで1日30分程度の利用であれば月額120円程度。使いすぎなければ大きな金額になりにくい。