実は、家庭の電気使用料の第3位が「テレビの電気料金」だったってご存知でしょうか?テレビの電気料金は意外とかかっているんです。そこで今回は、テレビの電気代は、だいたいどれくらいなのかについて調べてみました。
検証サンプルには東芝REGZA(液晶テレビ)を使用します。
機種:東芝REGZA 液晶カラーテレビ 32HE1、消費電力:89W、待機時消費電力:0.3W
プラズマテレビとの電気代の違いについてはプラズマテレビと液晶テレビの消費電力を比較!も参照ください。
1. テレビの電気料金を計算!
テレビの電気代は大きく「テレビ視聴時間の電気料金」と「待機中の電気料金」の2つに分かれます。それぞれの電気代を計算すると、「視聴時間の電気料金」は1時間あたり約2.3円、「待機中の電気料金」は1時間あたり約0.007円と判明しました。
テレビ視聴の電気代(1時間)
0.089kWh × 25.91円 × 1時間=2.3円
待機中の電気代(1時間)
0.0003kWh × 25.91円 × 1時間=0.007円
2. ライフスタイル別のテレビの月額電気代!
この結果から1日の平均テレビ視聴時間別の1ヶ月の電気料金をまとめてみました。ご自分と1番近い値を参考にしてください。
1日の平均視聴時間 | テレビ視聴の電気代(月額) | 待機中の電気代(月額) | 合計の電気料金(月額) |
1時間 | 69円 | 5.4円 | 約74.5円 |
2時間 | 138円 | 5.1円 | 約143.5円 |
3時間 | 208円 | 4.9円 | 約212.4円 |
4時間 | 277円 | 4.7円 | 約281.4円 |
5時間 | 346円 | 4.4円 | 約350.3円 |
6時間 | 415円 | 4.2円 | 約419.3円 |
※上記はあくまで計算上の値になります。テレビ録画の有無や、ON/OFFの頻度、電気プランの契約内容によっても電気代は変わりますので、ご留意ください。
参考:コンセントを抜く節約術は、もう古い!?
昔からテレビのコンセントを抜いて、待機電力を抑えるという節約術がありますが、待機時の電気代は1ヵ月でも数円です。いちいちコンセントを抜いてしまうと、細かな設定もクリアになってしまったりと、むしろ弊害の方が多いかも!?
1番の節約法は、「つけっぱなしにせず、見ない時は、こまめに消す!」が効果的!
また初期設定のままだと、「省エネモード」になっていない場合もあります。メーカーや機種によっても違いますが、東芝の場合、リモコンに「節電」ボタンがあり、それを押すと画面の明るさを75%、50%の2段階に変えることで節約ができます。
参考 : 家庭の消費電力
引用:資源エネルギー庁